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人生への肯定がある カルバニア物語

侯爵の地位を得たエキュー。爵位式が取り行われることになるが、それまでも問題は山積みで……。「生理の日を教えてくれないと困ります!」ってあたりが生々しいそうだよねぇ、問題だよねぇ!そんでもって女であることが変えられないなら、「そういうもんでしかない」ってことなんだよね。

 

この人の話にはいつも、生活の、人生への肯定する気持ちがある。生きていること、生き延びていること、ここにいることへの全面的な肯定の気持ちがある。発想が健全であることが、とても、とてもすばらしい。

 

そして女性であることの強さを、楽しみを、よころびをいつも肯定しているところが嬉しい。エキューはなんだかんだいいながらうまくいってるようなので、今度はタニアのコイバナがどうなるのか、気になるところですな。